Wボソン質量思ってたより重いことが判明!?
ウィークボソン
ウィークボソン(wボソン)とは弱い力を媒介する”素粒子”である。
1968年に理論で存在が予測されて、1983年にCERNの研究所で実際に発見された。
ウィークボソンには3種類ありw+とw-(これらは互いに反粒子)に加えzボソンが存在する。
ウィークボソンのスピンは1である。
wボソンの質量に修正か
wボソンの質量は陽子の約80倍の質量をもつとされていた。
しかし、これを著しく”上回る質量を持つ”という内容の論文が、4月7日に発表された。
この結果は、テバトロン加速器(米フェルミ国立加速器研究所のテバトロン加速器)を用いて、400人近い科学者を動員し、約10年精密に測定した結果のものである。
(引用”AFP”)
(引用”
https://www.science.org/doi/10.1126/science.abk1781
”)
我々の宇宙の仕組みの根底を変えるかもしれない
また、宇宙の仕組みの根底ともいえる、「強い力、弱い力、電磁気力」を説明するための、標準理論の内容と、今回の結果が数倍もずれていたことが判明した。
つまり、宇宙の仕組みを説明する、標準理論に変更が加えられる可能性がある。
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CERNで研究を行っている、英ケンブリッジ大学の粒子物理学者、ハリー・クリフ氏は、「この結果が本当だとすると、何らかのシステム的な偏りや計算方法の誤解でもないのであれば、これは大変なことだ。これまでに未発見の新たな宇宙の基本構成要素が存在することを意味するからだ」と述べている。(引用”AFP”)
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