【検証】恐竜の飼い方を科学的に考察してみた。
恐竜の飼い方を科学的に考察してみた!
今回は古代生物で、最も高い人気を誇る「恐竜」に関する記事です!
そして今回は、そんな恐竜を飼育する方法を科学的に考察してみます!
恐竜を飼う予定の方は、是非参考にしていただければ幸いです。
【恐竜のプロフィール】そもそも!
「恐竜」は”恐竜類”に属する生物で、”恐竜類”は”爬虫類”に属しています!
ですので、恐竜が爬虫類のようだ!という人が居ますが、そもそも恐竜は爬虫類ですw
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界 | : | 動物界 Animalia |
門 | : | 脊索動物門 Chordata |
亜門 | : | 脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 | : | 爬虫綱 Reptilia |
階級なし | : | 双弓類 Diapsida |
階級なし | : | 主竜様類 Archosauromorpha |
階級なし | : | 主竜形類 Archosauriformes |
階級なし | : | 主竜類 Archosauria |
階級なし | : | 鳥頸類 Ornithodira |
階級なし | : | 恐竜様類 Dinosauromorpha |
階級なし | : | 竜団類 Dracohors |
階級なし | : | 恐竜類 Dinosauria |
引用”WIKIPEDIA:
”
と分類されています。
恐竜は2億4330万年の中世代三畳紀後期~6600万年前の中生代白亜紀後期まで生息していました。
恐竜類の中でも竜盤類と鳥盤類に分けることができますし、生息地や肉食か草食かなどによっても飼育方法は大きく変わります。
目次
エサ
まず、恐竜を飼う上で大切なのは恐竜のエサです。
先ほど述べたように恐竜にはさまざまな種類がいるので、どの種類を飼うかで飼育方法は大きく変わっていきます。
一般に、体の大きな恐竜であれば、その分大量のエネルギーが必要となるので、その分たくさん食べる必要があり、食費が高くなってしまいます。
それでも大型恐竜を飼いたいという方は、ブラキオサウルスをお勧めします!!
ブラキオサウルスは大型の草食恐竜であり、竜脚目に分類されている恐竜です。
上の写真のようにとても大きな胴体と長い首を持っており、一見大食漢のようにも思えます。
しかし最近の研究では、中生代の空気組成を再現した条件下で植物を栽培し、栄養価をはかったところ、ブラキオサウルスは小食だった可能性が示されています。
しかし多くの草食恐竜の場合、例えば恐竜が30トン級とすると、一日当たり280キロジュールの総発熱量が必要となり、餌をヨロイ杉とすると約100㎏食べる必要があるのです。
考えただけで恐ろしいですねw
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次は肉食恐竜の場合を見ていきましょう!
肉食恐竜で代表的な物と言えばティラノサウルスですね。
大人のティラノサウルスの体は体長4m~6mで重さ10tくらいであったと推測されており、幼少期は以外は非常に小柄であるが、一年で800㎏程度増量すると考えられています。
ティラノサウルスが何をどれくらい食べるかが問題となります。
まずティラノサウルスは実は足の遅い恐竜で全力で走っても時速13km/h程度しか出せなかったと考えられています。
このことからティラノサウルスは脚の遅い動物を捕食していたと考えられています。
そして一番重要なのは”ティラノサウルスが1日でどれくらい食べるのか”ということですが、結論としては牛3頭分だと考えられています。
肉で言うと2100kgとなりますね…()
それなりにお財布が豊かな方でないと、ティラノサウルスの飼育は難しそうです。
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環境
恐竜の生息していた、中生代は主に3つ(三畳紀 ジュラ紀 白亜紀)に分けられており、
最も古い三畳紀は、パンゲア大陸という一つの大陸であったことに加え、海面温度がセ氏40度にも達するという、馬鹿みたいに熱い時代でした。
何も三畳紀のみならずジュラ紀でも恐竜が生息した時代は非常に温暖であり
白亜紀は現代の平均気温よりは少し温暖と考えられていますが、
全体的に寒冷化傾向にあり、熱帯地域は赤道付近のみと考えられています。
三畳紀末から活発だった火山活動で二酸化炭素濃度が非常に高かったため、
それに加えて、降水量はとても高かったため、湿度が高かったと考えられています。
例えばジュラ紀は北極付近ですらセ氏15度にも達することがあるとのこと。
つまり、三畳紀やジュラ紀の恐竜を室内で飼う場合は、一年中暖房と加湿器が必要ということになります。
電気代で高級車が数台買えるでしょう。
以上のことをふまえると、白亜紀後期の恐竜がおすすめです!
しつけ
動物をしつける場合、その動物の性格や知能が関係してきます。
そして、恐竜の知能を図る場合、体の大きさに対する脳の大きさで知能指数を推測する方法があり、今回はそれの方法を軸に考えていきましょう。
多くの場合、体に対して脳のサイズが大きいほど賢いと言われています。
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最も賢い恐竜はトロオドン
このマヌケ面の恐竜こそがトロオドンです。
白亜紀後期のカナダ、アメリカに生息していた小型の恐竜で、体に対して脳みその大きさが最も大きい恐竜とされています。
視覚聴覚に優れていたたことに加えて仲間とコミュニケーションをとることもできるため、他の個体をそれぞれ個別に認識していた可能性があります。
ちなみにどれくらい賢いか、現代の動物で例えると、芸を覚えたり集団で生活したりと非常に高い知能を持った「イルカ」と同じくらいの賢さだったと考えられます。
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そのため、飼い主の顔や声を覚えたりすることは当然、飼い主が名前を呼ぶとトロオドンがこっちに来たり、更にはお手やお代わりなども可能かもしれません。
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まさか、大きな草食恐竜を手なずけたいなんて人はいませんよね!?
「あいつだけは止めておけ」と言っておきましょう
こいつは、ディプロドクスです。
単刀直入に言って一番アホな恐竜とされています。
飼うなら相当な覚悟が必要だと思います。というのも恐竜の平均的な知能の20%程度の知能しか無かったとされています。
ただでさえあまり賢くない動物の20%の知能なのでお手やお代わりはもっての外。
家のものを破壊されたうえにご近所さんに迷惑をかけて損害賠償請求なんてこともあり得ますので、こいつだけはやめておきましょう。
基本的に草食恐竜は賢くないとされています。その代わりに大きな体や尻尾などの武器があります。いわゆる脳筋です。
まとめ
・基本的に恐竜はエサ代がかかる!!
大型恐竜を飼うならブラキオサウルスがおすすめ。
小型恐竜ならエサ代は抑えれる。
・三畳紀やジュラ紀の恐竜を飼うには温暖で湿潤な環境が必要!!
おすすめは白亜紀の恐竜!!
・草食恐竜のしつけは大変!!
しつけやすいのはトロオドン。
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私的に最もおすすめな恐竜はやはり、トロオドンです!
というのも、賢くてしつけ易いという点に加えて、トロオドンは小型恐竜であるため、一日当たりの食費も安く抑えることが可能です。
更に、トロオドンは白亜紀後期の北半球に生息していた恐竜であるため、高温多湿である必要がありません!
結論
飼うならトロオドン!!