【宇宙】最も遠い星を発見。その距離はなんと129億光年と判明。
最も遠い星の観測記録を更新したと、NASA,ESAなどの研究グループが発表。
その距離はなんと129億光年で、本来であれば観測不能な領域ですが、地球から見てこの星より手前にある巨大な天体による重力レンズ効果により、拡大して見えるため、ハッブル宇宙望遠鏡でとらえることができました。
その名はエアレンデルと名づけられました。
これまでの記録保持者は?
これまでは、イカロスと呼ばれる約90億光年離れた青い恒星で、赤方偏移は1.5とされていました。
イカロスは宇宙の年齢の30%程度の年齢とされていますが、エアレンデルの赤方偏移は6.2であるだけでなく、宇宙の年齢のわずか7%で誕生したと考えられているため、今後の宇宙研究において、重要な恒星の一つとなるに違いありません。